■ HACIENDA ■  
3rd Door Left■『似たようなものとして聴く分にはよいけど』
ISSUED2000
LABELInfracom!
ジャズ度★★★★
ラテン度★★
ポップ度★★★
エロジャケ度★★★★☆
評価★★★★
Haciendaの新作。ひとことでいっちゃうとBeanfield、Les Gammas、SyrupのCompost勢と同じような内容。その辺は期待を裏切ってはいません。インパクトもその分弱いけど。
したがって、ラテンっぽいビートの上にファンクやジャズの雰囲気を散りばめるって感じです。特徴としてはよりピアノ系の楽器(ピアノ、オルガン、ローズ他)が強い目に出てることでしょうかね。ただ、同じInfracom!のMarschmellowsみたいなポップくささがちょっと出ちゃってるのが残念。
あ、ジャケはムチャいいっす。(12/30/00, teddy)

■ HAINES, NATHAN ■ also see: Restless Soul, Phil Asher, etc.
Sound Travels■『何をやっても哀愁漂うメロディアックなオト』
ISSUED2001
LABELChilli Funk
ジャズ度★★★★★
ハウス度★★☆
ブレイクビーツ度★★☆
フューチャー度★★★★
きらびやか度★★★★★
評価★★★★★
Restless SoulのNathan Haines、待望のフルアルバム。
いかにもChilli Funkなジャズファンク系ハウス、西ロン系なブロークンビーツ、レゲエダブ、ストレートなジャズ(#1は60〜70年代のジャズの雰囲気そのまんま、#4はバラード)、アフロパーカッション・・・・と、ビートの入れ方は多彩ですが、にもかかわらずの統一感はNathan Haines特有のメロウなサックスとフルートの音色・節回しと大半の曲で関わっているPhil Asherのアレンジのおかげでしょうね。実質的にはRestless Soulのアルバムといえそうな、極めて均整の取れたよいアルバムです。ところどころKaidi TathamとMark De Clive-Loweが参加しているのもウレシイ。
このきらびやかさというかヘヴンリィな感じというか、でも哀愁感が漂うあたりはサスガPhil AsherとNathan Hainesというべきところ。(3/18/01, teddy)

■ HEARD, LARRY ■  
Love's Arrival■『チルアウトなディープハウスの冷たさとウタモノの暖かさとの見事な融合』
ISSUETrack Mode Records, 2001
ハウス度★★★★☆
ソウル度★★★★
ディープ度★★★☆
スピリチュアル度★★★★
評価★★★★
Larry Heard3年ぶり(?)のアルバム。
前作と同じような初期のテクノを思わせる特徴的なシンセ使いは健在で、前作が大好きだった自分としてはLarry Heard節だなあと思わず微笑んでしまいました。今回の特徴はそれに加えてウタが全般にわたってフィーチュアされていることで、メロディラインが暖かいせいか、スピリチュアルな印象を与えるだけでなく、柔らかさも同じに宿しているのがタマラヌ感じですね。ん〜〜ソウルフル。で、シンセの方は相変わらず透明で冷たい感じと。大騒ぎされない名作なんてのがあるとしたら、こういうのがそうなのかも。(7/15/01, teddy)

■ HEFNER ■  
Residue■『変態&ヘヴンリィ』
ISSUED2000
LABELInertia
アブストラクト度★★★☆
ヘヴンリィ度★★★★☆
変態度★★★
チルアウト度★★★☆
評価★★★★★
An Evening With Hefnerがずいぶんと色々なコンピに収録されていたHefnerのアルバム。An Evening〜から想像されるような変態さだけかと思ったら意外なことにヘヴンリィなウタモノがとってもステキ。
特に#2のLevel Greenと#4のDive Into Youは名曲と呼んでもいいような美しいヴォーカル・ナンバー。このJosee Hurlockというおねいさんの声もタマランっすな。
ただ、ヴォーカルが入ってない曲はかなりしっかりした変態なので、スキキライはけっこう分かれそうな気もします。(11/24/00, teddy)

■ HEMMER, LINDBERG ■  
Brazilian Architecture■『フツーのラテンフュージョンの新作ということでヨシ』
ISSUED2000
LABELApril
フュージョン度★★★★☆
打ち込み度★★☆
ラテン度★★★☆
評価★★★☆
池袋WAVEでフューチャージャズと書いてたんで買ってみたけど、大ウソじゃん(笑 ・・・・いや悪いといってるワケではないよ。
ちょいと打ち込みほか機械を使ってるといった程度で、全体としてはフツーのラテンフュージョン。オトの構成はハモンド、ベース、フルート、パーカッションが中心で、たまにヴォーカルが入るって感じ。
JTQっぽいオト(というとベタすぎるかな)を想像してもらえれば大体大丈夫かな。 (3/18/01, teddy)

■ HERBERT ■ also see: Doctor Rockit
Bodily Functions■『フューチャリスティックなジャズの新しい路線』
LABEL!K7, 2001
ジャズ度★★★★☆
エレクトロニカ度★★★★
ウタモノ度★★★☆
スピリチュアル度★★★★☆
ディープ度★★★★
評価★★★★☆
Doctor RockitもやっているMathew Herbertの新作。
今回のはスピリチュアルなジャズヴォーカルを強く意識しつつ、本来のエレクトロニカを活かしていくという手法で新鮮に響きます。ウタはスピリチュアルとはいっても王道の握りこぶし系ではなく、ウィスパー系で、フォーキィな雰囲気もありますね。フォーキィな雰囲気が強いのはドラムとベースを余り使ってないのでピアノソロにヴォーカル乗せてるような感じなせいもあるでしょう。Mandalayをジャズ色強くするとか、Taxiのコエを変えてジャズジャズさせるとかすると、似てるかも。
というわけで斬新な感じです。でもちょっと暗いよ。(6/11/01, teddy)

■ HIM ■  
Sworn Eyes■『これまたディープなフューチャージャズ』
ISSUED1999
LABELPerishable Records
ジャズ度★★★★★
スピリチュアル度★★★★★
アンビエント度★★★★
エクスペリメンタル度★★★★★
評価★★★★★
ディープでスピリチュアルなフューチャージャズはまだまだ転がってました。Jimpsterやなんかと同じ時期にこういうオトが出てたんですね。Spacetime Continuumとともにアメリカのフューチャージャズの傑作と思います。
スタイルとしてはイルビエントというか、そういうアブストラクトでミニマルな感じでかつ透明感を出しつつ、上にMiles Davisライクなトランペットのソロが重なるという手法。ふと思ったけど、Bill Laswellとかこういうオトって好きそうだなあ。
ShibaサンのオトとかJimpster、Ian O'Brien、Bill Laswellあたりがスキならマストと思います。(8/4/00)

■ HOLDER, NICK ■  
Underground Alternatives■『まっすぐなディープハウス』
ISSUED2000
LABELNRK
ハウス度★★★★★
ジャズ度
ディープ度★★★★☆
パーカッシヴ度★★
評価★★★☆
Nick Holderの2枚目はストレートアヘッドなディープハウスでした。本当にど真ん中直球なのでこういうのを聴きたいときには思わず手が伸びてしまってます。Moodymanもいいけど、ハウスのビートにハマっていたい時にはアレは欲求不満になる(笑
1曲目はいきなり政治的な内容の曲から始まるのですが、Eating The Snickers Satisfies Youを言い換えていってEating These Niggas Satisfies Youと思い切りアメリカを叩いてます。あと、最後の2曲がジャズっぽくてコレはコレで5年前のジャズハウスみたいで面白いなあと思ったり思わなかったり。(1/4/01, teddy)

From Within■『Kevin Yostが好きなら』
ISSUED1999
LABELNRK
ハウス度★★★★☆
ファンク度★★★
ディープ度★★★★☆
パーカッシヴ度★★★★
評価★★★★
JITH#6に収録のDa Sambafriqueなヒトのアルバム。
カナダの人なんですね。ですんでオト的にはシンプルな感じ。ディープでパーカッシヴでやや遅い目のBPM、って曲が多くて、Joe ClaussellやKevin Yostの流れをくむ雰囲気でとても聴きやすいけど目新しさはそんなに、といった感じでしょうか。(1/10/00, teddy)

■ HULKKONEN, JORI ■  
Jori Hulkkonen/When No One Is Watching We Are Inbisible
■『いかにもFコミな冷たいオト』
ISSUED2000
LABELF Communications
ハウス度★★★★
テクノ度★★★★
アンビエント度★★★
チルアウト度★★★
冬景色度★★★★★
評価★★★★
FコミのMegasoft OfficeなどコンピでおなじみのJori Hulkkonenのアルバム。2ndになるんですかね。
オトはいかにもFコミって感じの冷たいハウス〜テクノでA Reminiscent DriveやNova Novaに通ずるものがあります。このひと、フィンランドの方ってことで、ジャケも冬景色なんですが、そのまんま印象通りです。
ただ5曲目はジャズのビートとピアノがステキなフューチャージャズだったり、9曲目がラテンブレイクビーツだったりとこの辺も面白いです。(1/15/01, teddy)