オトコがオトコのセクシィさを語るというのはオンナがオンナのセクシィさを語るのに比べてかなり危ういものがあると思うのだけど、その危うさを惹起する危うさってのがありますね。
その危うさってのはUK独特の、そう、例えばTrainspottingはきっとこんなところを見にくる人たちにはスンナリ受け入れられたんだろうなと思うのだけど、ああいう感じのともすればナマヌルイ危うさなのかなと思ってみたりしたのだけど、風貌も含めてそういう危うさを醸し出してます。
あ、いや、危うさ云々じゃなくてセクシィさの話ですね。この人の声は今までにないセクシィ感がポインツなのだと思いました。
ここ数年のオトコのウタモノっていや、真っ先にVictor Daviesなんぞを思い出すし、レアグルーヴ系といえば例えばMark Murphyだとかあるわけですけど、その辺聴いてて思うのはセクシィさの質が艶っぽさを多分に含むのだなあと思うのに対して、これはザラザラ感のセクシィさなのだと思う次第です。
ザラザラ感といってもPortisheadのあの粗い紙鑢のザラザラ感ではなく鮫肌の山葵卸しのザラザラ感といったところですが。Craig Armstrongあたりの最近のトリップホップの正統な後継者はちゃんと聴いてないのだけどあれに近いのかな。
オト的にはややサイケ感とフューチャージャズ感を漂わせたどエレクトロニカというところで、70年代のスピリチュアルなジャズの薫陶を受けただろうことが容易にわかるオト。いかにも最近のオトですね。リミックスアルバム(右の白いジャケの方)のAfter Hoursの方はまんまトリップホップです。
本アルバムの#1 Private Sunshine〜#4BetterwayとAfter Hoursの方の#1〜#5あたりのダウナーな感じはよいです。
(02/16/03, teddy)
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