■ January 2003 ■  

#9 03/02/03 - 03/09/03
Cuica / City To City
ISSUEUbiquity Records, 2003
ラテン度★★★★☆
ハウス度★★★★★
テック度★★★★
元気よすぎ度★★★★★
評価★★★★☆
Ubiquityですねえー。何と元気のよいラテンハウスでしょうか。
John BeltranがUbiquityに移ったのも好影響及ぼしてるのかな?ところどころテッキィでところどころ硬くてところどころ柔らかくて、というラティーノなブロークンビーツ〜ハウスです。
かなり重低音厚めですがディープハウスというほどでもなくて、ハモンドの使い方が低音多めなのでそれで重さを加えてるというところ。
パーカッシヴでアップリフティングなあたりは本当にパワフルで、おおこんなハウス聴くのは久々だぁ〜♪と思わず浮かれてしまいました。
ハウス好きさんにもラテンブロークンビーツ好きさんにも幅広く支持されるであろう1枚かと思います。
(02/23/03, teddy)

#8 02/23/03 - 03/01/03
Joseph Malik / Diverse
ISSUECompost Records, 2002
メロウ度★★★★
ソウル度★★★
ブロークン度★★★
ギター度★★★★
評価★★★☆
オトコのウタモノをもう1つ。
Ashley Slaterに比べるとメロウですね。オトがじゃなくてコエが。
単純化してしまえばVictor Daviesをジャジィでブルージィなブロークンビーツに載せてみました的なところ。なので、去年の夏にリリースされてたんだと思いますけど、タイミング的には然るべくして出てきたオトってことになりましょうか。
パッと見て真っ先に気になったのが#7のColin Steeleの参加している曲だったのですが、ナルホドなふふふというオトですね。浮遊感バッチリです。でもコエの質と合ってない気がしました。
 # ちなみにワタクシメは#5みたいなマリンバのオトにはムチャクチャ弱いです。こういうオトが入ってるだけでかなりポジティヴバイアスがかかるので要注意(笑
(02/23/03, teddy)

#7 02/16/03 - 02/22/03
Ashley Slater / Big Lounge
ISSUEplush/patsy, 2002
セクシィ度★★★★★
ザラザラ度★★★
エレクトロニカ度★★★
ジャズ度★★★
評価★★★★
オトコがオトコのセクシィさを語るというのはオンナがオンナのセクシィさを語るのに比べてかなり危ういものがあると思うのだけど、その危うさを惹起する危うさってのがありますね。
その危うさってのはUK独特の、そう、例えばTrainspottingはきっとこんなところを見にくる人たちにはスンナリ受け入れられたんだろうなと思うのだけど、ああいう感じのともすればナマヌルイ危うさなのかなと思ってみたりしたのだけど、風貌も含めてそういう危うさを醸し出してます。
あ、いや、危うさ云々じゃなくてセクシィさの話ですね。この人の声は今までにないセクシィ感がポインツなのだと思いました。

ここ数年のオトコのウタモノっていや、真っ先にVictor Daviesなんぞを思い出すし、レアグルーヴ系といえば例えばMark Murphyだとかあるわけですけど、その辺聴いてて思うのはセクシィさの質が艶っぽさを多分に含むのだなあと思うのに対して、これはザラザラ感のセクシィさなのだと思う次第です。
ザラザラ感といってもPortisheadのあの粗い紙鑢のザラザラ感ではなく鮫肌の山葵卸しのザラザラ感といったところですが。Craig Armstrongあたりの最近のトリップホップの正統な後継者はちゃんと聴いてないのだけどあれに近いのかな。

オト的にはややサイケ感とフューチャージャズ感を漂わせたどエレクトロニカというところで、70年代のスピリチュアルなジャズの薫陶を受けただろうことが容易にわかるオト。いかにも最近のオトですね。リミックスアルバム(右の白いジャケの方)のAfter Hoursの方はまんまトリップホップです。
本アルバムの#1 Private Sunshine〜#4BetterwayとAfter Hoursの方の#1〜#5あたりのダウナーな感じはよいです。
(02/16/03, teddy)


#6 02/09/03 - 02/15/03
Banana Connection
ISSUERambling Records, 2002
カリビア〜ン♪度★★★★★
ナマオト度★★★★★
エレクトロニカ度★★★
スピリチュアル度★★★★★
評価★★★★★
ハイチを題材に採ったShibaさんまわりのコンピ。
エスノとジャズ〜エレクトロニカが綺麗に混ぜ合わさってます。大変耳に優しいです。素晴らしい。贔屓目は一切抜きにです。
こういうのってBill LaswellとかUp Bustle & OutとかJose Padillaも出してましたけど、今ひとつ一体化してないような感じがあったんですよね。中でもUp Bustle & Outのは非常に素晴らしいデキでしたけど。でもこれは本音ベース、遥かに上回ってるように思います。比べちゃいけないんだけど。
いつもの緻密な構築と違ってこんなにオトが自由に飛び跳ねてるCalmも久しぶりで嬉しい。Shibaさんの曲はミニマル寄りのエスノビートにシンセとナマオトのインプロヴィゼーションでまさに自分のツボ。子供たちの声の屈託のなさも染みるし、吉澤さんとGoroさんの掛け合いも魂を感じるし、Kenseiさんのもパーカッシヴでストレートにカッコイイし、Jephte Guillomeも曲名のまんまスピリチュアルなハウス。

Shibaさん、こんなに素敵なオトありがとう!以前Thanks toに載せてくれた時より嬉しいです。
 # 12月23日のライヴお誘いいただいてたのにいけなくってすみません(涙
(02/09/03, teddy)