■ AARSET, EIVIND ■  
Electronique Noire■『ジャズ→フューチャージャズの流れの隠れた1枚』
ISSUEJazzland, 1998
ジャズ度★★★☆
アブストラクト度★★★★
フューチャー度★★★
プログレ度★★★☆
ノイズ度★★
評価★★★★
Jazzlandからのフューチャージャズ。Nils Petter Molvaerの系統のギタリストなんですかねえ。
Molvaerの2作と聴き比べると、フューチャージャズとしてのデキはこちらの方が圧倒的によい感じです。オトのツクリはBill Laswellがスキそうなというか、近藤等則あたりが演りそうなオトといえば大体近いのではないかと思います。ディープでアブストラクトな雰囲気はしっかり出てますね。
ただギタリストということもあって、ギターががんがん掻き鳴らされますが、これを聴いてるとフューチャーというよりプログレってコトバがちらつきます。
いずれにせよ、98年の段階でジャズの側からこのオトが出せてるということはけっこうオドロキだし、Molvaerともども、まだこれからイイのが出てきそうだなあという期待を抱かせるには十分でしょう。(3/18/01, teddy)
■ ABSTRACT TRUTH ■  
(We Had) A Thing (EP)
ISSUEStreetWave Music, 1998
ジャズ度★★★☆
ソウル度★★★★
ナマオト度★★★★
ディープ度★★★
評価★★★★
Abstract Truthのシングル。前作と同じくしっかりしたジャズの系統を受け継いだナマオトを出しています。存在感のあるMonique Binghamの声はココでも健在。カッコイイ。
epなので同じ曲ばっかなのは仕方ないですが、Jay DenesのNaked Musicっぽいスロウで隙間のあるリミックスとMatthias Helibronnのアップリフティングなハウスなリミックスが好対照ですね。しかしベストはエディットしていない7分の方のオリジナルでしょう。マジでカッコヨシ。(11/28/00, teddy)

Get Another Plan
ISSUEStreetWave Music, 1996
ジャズ度★★★☆
ソウル度★★★★
ナマオト度★★★★
ディープ度★★
評価★★★★★
Abstract Truthのミニアルバム。ジャズ〜フュージョンの流れにソウルフルなヴォーカルがからむ、というときらびやかなアシッドジャズな印象を受けるでしょうが、落ち着いた上品さのある、よりディープでコアなツクリになってます。雰囲気としてはその後のNaked Musicあたりにつながっていく雰囲気を持ってますね。むちゃカッコイイですな。
あと、オトにはあまり関係してませんがナニゲにJephte GuillaumeやNappy G@Groove Collectiveなんかが参加してますね。
それにしてもフォロワーが出てこないっすねえ。(11/28/00, teddy)

■ A FOREST MIGHTY BLACK ■  
Mellowdramatic
ISSUECompost Records, 1998
ジャズ度★★★☆
アブストラクト度★★★★
ラテン度★★
スペイシィ度★★★
評価★★★★★
A Forest Mighty Blackのフルアルバム。98年の時期らしく、ドラムンからフューチャージャズへの途上にある雰囲気がよく出てます。そのイミではFuture Sound Of Jazz #4とかPatrick Forge/Chillout Foureverなんかと聴き比べてみると面白いかも。
オトはけっこう幅広く、アブストラクトなオトもあればメロウなフューチャージャズもあればラテンのビートをブレイクさせたようなオトもありという感じ。いろんなコンピに入ってたこともあり、聴きなれた曲が多いんですけどね。それにしても名盤だなあ。(11/28/00, teddy)

Mellowdramatic Remixed
ISSUECompost Records, 1998
ジャズ度★★★☆
アブストラクト度★★★★
ドラムン度★★★☆
スペイシィ度★★★
評価★★★★★
Mellowdramaticのリミックス集。Rollercone、Freakniks、Beanfield、Hacienda、Peshay & Flytronixなどメンツはゴーカケンラン。
こちらの方がアブストラクト〜フューチャージャズ色とドラムン色が断然強く出てます。(11/28/00, teddy)

■ AFRONAUGHT ■  
Shapin' Fluid■『西ロンからソウルフルな傑作』
ISSUEApollo/R&S Records, 2001
ハウス度★★★★
ファンク度★★★★
ジャズ度★★★☆
ソウル度★★★
パーカッシヴ度★★★★☆
評価★★★★☆
西ロン系から最後の(?)大物。Kaidi Tathamがほぼ全編にわたって大きくからんでます。
西ロン系にしてはひねりすぎない素直なビートに、ソウル、ファンク、ジャズをちりばめ、メリハリの効いたドラマティックでエキサイティングなデキにしあがってます。おーカッコイイじゃんって素直に楽しませてくれるパワーのある1枚ですね。Jazz In The HouseのシリーズやPhil Asherがらみんとこ、Naked Musicがスキなら自信を持ってオススメできます。
個人的にはアップリフティングでジャズジャズしてる#2、#10がツボ。(7/30/01, teddy)

■ AIRTO ■  
The Revenge Of The Killer Bees
ISSUEElectric Melt, 1998
ジャズ度★★★★★
アブストラクト度★★★★
ラテン度★★★
硬度★★★★
評価★★★★★
Airto Moreiraの作品の現代版remix集。Frederic Galliano、Ashley Beedle、Justice、Jimpsterなどのメンツが参加して、それぞれの特徴を巧く出してマス。かなり硬めの音で、フューチャージャズ的な音では王道といった感じ。ラテン、レアグルーヴ、フューチャージャズが好きな人はマストってところ。(3/28/99, teddy)

■ AKASHA ■  
Cinematique The Remixes■『隠れた名作』
LABELWall Of Sound, 1999
ジャズ度★★★★☆
エレクトロニカ度★★★★
フューチャー度★★★★
サイケ度★★★
評価★★★★★
これ、あまり目立ってないけど、極めて良質なフューチャージャズです。ジャズ系エレクトロニカ路線が好きなら手に入る限りゲットするのを強くオススメします。
元のは聴いてないのですが、このリミックスアルバムを聴く限りではGroove Armada、The Mighty Bop、K&D路線で、よりジャズ色強めという感じですね。
リミキサーにはIan O'Brien、Groove Armada、Lemon Jelly、Salt City Orchestra、Dorfmeister、Groove Armadaといったようなメンツが入ってて、それぞれがそれぞれの芸風を巧く生かした感じ。圧巻はIan O'Brienのリミックスで、特に重厚なホーンセクションによるユニゾンが効いてます。あと、彼ら自身によるリミックスもディープでヨイです。
一応、http://www.akasha.co.ukでそれなりの情報は手に入るようなので興味のある方は。(6/01/01, teddy)

■ AKIMBO ■  
On Top
ISSUEN/A, 1999
アシッドジャズ度★★★★★
懐かし度★★★★
溝にはまる度★★★★
tanka御満悦度★★★★☆
オープニングから、BNH味。BNHのギターとベースの人、元ジャミロクワイの人などが参加。クラブジャズと言うよりも元祖アシッドジャズな音。
ここ1〜2年、こういう音とは離れていたので、久々に新しい風♪てなものでしょうか。
理屈ぬきで、好きです。楽しめます。
点数が・・わかんない。困ったね。超主観。私の教科書(?)BNHのbrother sisterは超えられない、てことでこんな感じです。 (1/10/99, tanka)

■ ALEGRE ALL STARS, THE ■  
Perdido
ISSUEN/A, N/A
渋め度★★★★★
マンボ度★★★★
ラテングルーヴ度★★★★
密度★★★★
ジャズ度★★★
Latin JAZZ grooveとしても十分ノリノリだけどおすすめははB面の"LAGRIMAS Y TRISTEZAS"というbolero 渋い!!
泣けるラテン系演歌…?その他はフロアでも全然OK。(11/17/98, shiba)

■ ALEXKID ■  
Bienvenida■『ひとりでFコミの特徴を全部押さえてる感じ』
ISSUEF Communications, 2001
ハウス度★★★★
ジャズ度★★★
ディープ度★★★☆
アブストラクト度★★
評価★★★★
Fコミのジャズハウス系で古くからコンピに顔を出していたAlexkid、初のフルアルバム。ReadyMade、Dorfmeister、Ursula Rucker参加。
まーそれにしても幅広いというかやりたいこと全部やりましたみたいな感じですなあ。ジャズハウスとアブストラクトでラウンジなジャズとテックなのと。
#1のEsmeraldaのコズミックでヘヴンリィなジャズハウスは、Aqua BassinoのディープさとLlorcaのきらびやかさを程よく混ぜた感じで、キャッチィだけど浮ついた感じはあまりなくてgood。#5、#10のハウスなトラックはそういう特徴ですね。スピリチュアルな語りを入れる#4、#8なんてのもあるし、#7(Megasoft Office 2000に別バージョンあり)はまんまフューチャージャズだし。
というワケで満艦飾とか幕の内弁当とか思ってしまうのですが、Llorca、AlexkidときてAqua Bassinoがどういうオトを出してくるか、非常に楽しみですね。(7/30/01, teddy)

■ ALLEN, ROSS ■  
Abstruct Funk Theory 3 (compilation)■『とても自由にやってる感じがイイ』
ISSUELogic Records, 2000
アブストラクト度★★★
ディープ度★★★☆
幕の内弁当度★★★★★
評価★★★★
Abstruct Funk Theoryの3作目。今回はIsland/Blueレーベルの人でBBCのFMでDJやってるRoss Allenのコンピ。
オト的にはアブストラクトでダウンテンポなものあり、ディープハウスあり、ドラムンあり、ジャズあり、と幅広く自由にやってるなーというのが印象。なので曲自体のよさにかなり左右されることになりますね。個人的にはRockers Hi-FiのElla FitzgeraldのリミックスとTom Middleton(Global Communication)のフューチャーな感じとCornelliusのヘンな曲がえらいカッコイイなあと思いました。
ラヂオを聴いているような感覚で愉しむのが吉、といったところでしょうか。(11/03/00, teddy)

■ ALVARADO, DAVID ■  
David Alvarado feat. Sun Child■『Ian O'Brien的雰囲気のハウス』
ISSUEPeacefrog, 1998
ハウス度★★★☆
スペイシィ度★★★★★
ジャズ度★★☆
ディープ度★★★★☆
評価★★★★★
98年とちょっと古いのですがRon Trentのからみで買ってみました。同じPeacefrogから出てます。
総じていえる雰囲気はIan O'Brienの出すような深くて澄んだ音、ってところで、Ian O'Brien的なリズムの取り方ではなく、ハウスに近いビートを刻んでます。したがってスペイシーでジャジィなディープハウスって感じになってます。Ian O'Brienが好きな方はぜひ。(12/19/99, teddybear)

■ AMALGAMATION OF SOUNDZ, THE ■  
Part II
ISSUEDorado/Filter, 2000
ジャズ度★★★
アンビエント度★★☆
ハウス度★★☆
ディープ度★★★★
評価★★★★
The New LatinairesやFuture Sound Of Jazzといったコンピで見かけることの多くなったAmalgamation Of Soundsのアルバム。全体的にはDoradoなせいかBPM低めに押さえたディープハウス〜アンビエントテクノな色が強めに出てますが、Roger Beaujolaisの参加している2曲のジャジィなヴァイブが強烈に効いてます。この2曲の印象強し。ただ、LatinairesやFSOJに入ってる曲のカッコよさを期待すると???な感じかもしれません。(12/30/00, teddy)

■ A MAN CALLED ADAM ■  
Duende
ISSUEOther Records, 1998
クール度★★★★
ジャズ度★☆
ラテン度★★☆
チルアウト度★★★★★
評価★★★★
Jazz Houseというよりはもう少しおとなしめの音ですが爽やかというか涼しげなアレンジで、クラブでかけるというよりはじっくり聞くのにいいかな、というところ。Que Tal America、去年あちこちのコンピものに入ってましたが、ここにも収録されていて妙な感じです。(8/16/98, teddy)

■ ANANDA PROJECT ■ also see Chris Brann, Wamdue, P'taah
Re-release■『モトが素晴らしスギ』
ISSUEKing Street/Night Grooves, 2001
ハウス度★★★★★
ディープ度★★★★
パーカッシヴ度★★★☆
ジャズ度★★
評価★★★★
Chris BrannのAnanda Project/Releaseのリミックスアルバム。
なにぶんオリジナルが素晴らしかっただけにリミックスがどうなるかってのは面白いところですけど、期待が高すぎるとこんなもんかな〜ってな感じかも知れません。つーか、それだけオリジナルの品質が高いということなんですが。
Louie Vegaのリミックスはフロアを意識したツクリで、フロアでは映えそう。Good LookingのEarthシリーズでお馴染みのBlu Mar Tenのスペイシィなリミックス、Joe Claussellのジャジィなリミックスもgood♪(9/02/01, teddy)

Release■『ディープハウスの超傑作』
ISSUEking street sounds/nite grooves, 2000
ディープ度★★★★★
ハウス度★★★★★
スピリチュアル度★★★★
パーカッション度★★★★★
評価★★★★★
やっぱワシ、Chris Brannスキですわ。鳥肌立っちゃってるもん。98年のWamdue Project/Program Yourselfとかkingstreet/nitegroovesから出てたAbstruct Afro Loungeシリーズとか、あの辺のオト、健在です。最高にステキなディープハウス。
だもんで、アフロ/ラテンなパーカッションも相変わらず。あとP'taahで見せたエクスペリメンタルなツクリもところどころに入っていたりして、そうはいってもちゃんと進化してます。(10/9/00, teddy)

■ ANTHEA ■  
Words & Beats
ISSUEN/A, 1998
クール度★★★★
ジャズ度
ソウル度★★☆
ドラムン度★★★★
評価★★★★
JhelisaのFriendly Pressureという何年か前のambient風なクソカッコイイ曲があったのだけれども、その雰囲気を彷彿とさせる名作です。yada yadaのChris Bangsがプロデュースしてますが、かなり雰囲気は違います。梅雨が明けつつある今日この頃のクソ暑い日にクーラーの効いた部屋でセルツアー水など飲みながら聴くと気持ち良さそう。(independence day 98, teddy)

■ ANTOINE, MARC ■  
Classical Soul
ISSUEN/A, 1995
ジャズ度★★
ヒップホップ度★★★
さわやか度★★★★
気持ちいい度★★★★
ラテン度★★
ワンダフルワール度★★★★
この人はギタリストで今の活動状況は知りませんが、バーシアのツアーメンバーだったようです。とにかくナイロン弦の音が気持ちいい一枚。ギタリストのインスト作品はイージーリスニングフュージョンになってしまいがちなのですが、この作品はそんなことなくヒップホップの要素も取り入れた洒落たアルバムに仕上がっております。エレキじゃないとこがポイント!ギタープレイもバリエーション豊かで色んな音楽をうまく吸収されてます。(11/13/98, wonderful world)

■ AQUA BASSINO ■  
Aqua Bassino / Beat's N Bobs■『ジャズとハウスの類稀なる融合』
ISSUEF Communication, 2001
ジャズ度★★★★
ハウス度★★★★☆
ソウル度★★★
ディープ度★★★★☆
メロウ度★★★★
評価★★★★★
Aqua Bassino待望のフルアルバム。全11曲の内、今までのEPからの曲が4曲で、あれれれ?と思ったのですが、リミックスしてありました。
全体的なオトは相変わらずのディープでメロウなジャズハウスですが、新曲は比較的ソウルフルなものやアフロなものもあり、古い曲は古い曲でよりドラマティックにスピリチュアルにメロウに、と多彩な印象が強いです。どれもこれもすんなりと入ってくる聴きやすい曲ばかり。
結局、Aqua Bassinoのスゴさって、この聴きやすさにあるのだと思うのだけど、それは音の数を絞りきったシンプリシティ、漂うスロウなビートもしくはベーシックなハウスの手法、アンビエントのチルアウト感、ピアノやトランペットなどのジャズのイディオムなんかを綺麗にまとめあげているせいだろうなあと思います。その分だけストレートに響くジャジィさは、ヘンなハナシだけど4ビートの頃のジャズの雰囲気を彷彿とさせる感じ。
傑作。永久保存。(9/10/01, teddy)

Deeper
ISSUEF Communications, 1998
クール度★★★★★
ジャズ度★★★
チルアウト度★★★★
ハウス度★★★★☆
評価★★★★★
抑制の効いたjazzyでdeepなafterhoursに最適な1枚。94〜5年頃のKerri ChandlerやLi'l LouisやDanny Tenagliaを中心とするNY系のdeep houseに通ずるspacyな部分を更に洗練させかつフロアーよりもむしろ聴くほうに重点をおいて作られている感じですね。(11/8/98, teddy)

Pools
ISSUEF Communications, 1998
クール度★★★★★
ジャズ度★★★
チルアウト度★★★★☆
ハウス度★★★★☆
評価★★★★★
さらに禁欲的に無駄な音を削り落としたような音。華やかさという言葉とは無縁に近いというか暗い部屋で涼しく聴く時にいいでしょう。(11/8/98, teddy)

■ A REMINISCENT DRIVE ■  
Two Sides Of The Street - Remix
ISSUEF Communications, 1998
ジャズ度★★★
ハウス度★★★
アンビエント度★★★★
アフターアワーズ度★★★★★
評価★★★★
すいません、またFコミです(笑)。もはや環境音楽化しちゃってるA Reminiscent Driveのremix集。どうなってることやら〜なんて思ってたら、コレがなんつーかブルゥジィかつジャジィなデキでおぢちゃんぶったまげちゃったゼって感じ。そうはいってもアンビエントな感じはキレイに残されてます。Frederic Gallianoによるremixが秀逸。Abstruct Jazz Loungeのシリーズが好きな人は気に入ると思いマス。(2/6/99, teddy)

Mercy Street■『人生は美しい!といいつつ内省的になってしまふ』
ISSUEF Communications, 1998
アンビエント度★★★★
チルアウト度★★★★☆
構成美度★★★★★
詩的感覚度★★★★★
評価★★★★★
とりあえずまず冒頭のLife is beautifulの息が詰まるほどの清冽な美しさにノックアウトされておきます。で、あるイミそれだけでもイイんですが、そのあとのアルバム全体のストーリィ感というか詩的な構成美を楽しむのがオツってもんです。シングルとしてカットされてクラブなオトにリミックスされてしまったN.Y.C. DharmaとかTwo Sides Of The Storyとかも違和感なくその構成の重要なパーツとして組み込まれてるんで、いやスゴイなあ、と思います。(11/28/00, teddy)

Ambrosia
ISSUEF Communications, 2000
アンビエント度★★★
チルアウト度★★★☆
一本調子度★★★★
テック度★★★
評価★★★
いやこれは絶対に前作のプレッシャーでしょうね。狙いスギでハズしてるというか、Mercy Streetのようなインパクトに欠きます。
狙ってるオトそのものはMercy Streetとかわらないのですが、そのせいか一本調子で疲れてしまうのと、あと、ビートがテッキィで取ってつけたような感じなので鼻につくというか、落ち着かないです。Mercy Streetのデキを期待すると肩透かしくらっちゃうかな。(11/28/00, teddy)

■ ASHER, PHIL ■  
Now Hears The Future (compilation)■『未来のオトという感じではないけど』
ISSUESlip'n'Slide, 1999
アフロ度★★★★☆
ファンク度★★★★
ソウル度★★★★☆
きらびやか度★★★★★
評価★★★★★
JITHのSlip'n'slide/Kickin'から非常に意外な感じのするPhil Asherのコンピ。
前半は重くて遅い目のビートでずしりずしりとくるアフロファンク。後半は山下達郎もビックリなキラキラしたウタモノを挟んで、最後はJepthe Guillaume〜Likwid Biskitとキッチリ決めてます。
オマケでラヂオ風に編集した(実際にKissFMで放送したのかも?)なミックスCDが付いていて、こっちを聴くとナルホド〜と唸ってしまいます。ミックスCD、マジでいい雰囲気です。(1/10/00, teddy)

■ AS ONE ■ also see: Offworld, Kirk Degiorgio
21st Century Soul■『ジャズ色は思ったより薄いかも』
ISSUEUbiquity, 2001
テック度★★★★★
ジャズ度
ディープ度★★★★☆
コズミック度★★
評価★★★★
Kirk Degiorgio、As One名義での3年ぶり?のフルアルバム。
オト的にはブレイクビーツ、ジャズ、ロービートなエレクトロニカ、ディープハウス、ソウルと多彩ですねえ。ひとことでいうとハイテクでディープでフューチャーなソウル(って自分でも何書いてるかわかんないです)。いっときのL.T.J. Bukemみたいに禁欲的で理知的な感じのオトだなあなんて思います。
で、Kirk Degiorgioはフューチャリスティックなハイテクジャズの代名詞みたいないわれかたをしておりますが、個人的にはジャズの延長線上にあるというより、テクノの「テクノらしさ」という殻を破ってみようとする方法としてジャズっぽさ(インプロヴィゼイションとかビートの崩し方とか)を使っている、というところにいるんじゃないかなあという気がしてます。多分ジャズに近いものはほぼ同時にリリースされたOffworldの方でやっちゃってるので、As Oneの方はテクノっぽくしてしまったのかも知れないですね。
傑作という声が多いし、確かに傑作なのだけど、あえてちょっと違うこと書くと、97〜98年ごろのコンピ(Patrick Forge/Chillout FoureverとかDJ Morpheus/Freezone5とか)を聴いてるような感じしませんかねえ。(11/25/01, teddy)

■ ATJAZZ ■  
Labfunk■『コズミックファンク』
ISSUEMantis Recordings, 2001
ハウス度★★★★
ブレイクビーツ度★★★
ファンク度★★★★
ジャズ度★★★☆
コズミック度★★★★★
ナマオト度★★★☆
評価★★★★☆
Atjazz、ほぼ3年ぶりのアルバム。
変態ハウス〜ブレイクビーツの上にスペイシィでコズミックでファンキィエフェクトとシンセ、ナマオトなホーンという組み合わせで、前作でのディープさはこっち方向へいったかぁ〜というようなコズミックファンク具合ですね。ひとりでAbstract Funk Theoryやってる感じ。
まあそのイミではBossa Tres...のリミックスのとか、Six Degreesのコンピなんかで聴かれる最近のオトの延長線上にあるワケですが。
とりわけ#7はアンビエント的なディープさにヴォーカルがフィーチュアされてる曲ですが、ラウンジィな緩めのブレイクビーツからハウスにつながっていくキュートな盛り上がりでカッコよさ満点。クサイ展開かもしんないけどコレはツボです。ピュアにダウンテンポな#5とか、よりテックでジャジィな#9も個人的には★★★★★って感じ。(7/30/01, teddy)

That Something
ISSUEN/A, 1998
ハウス度★★★★★
ディープ度★★★★★
ジャズ度★★★
バカボン度★★★★★
硬度★★★★★
評価★★★★★
ソリッドで透明なディープハウス。
サックスやピアノやヴァイブといったジャズのアイテムを散りばめつつシャカシャカしていないソリッドなビートの打ち方はまさに硬派なジャズハウスの大傑作でしょう。
しかしオトとは裏腹な脱力感バッチリのバカボンのスリーヴはインパクトあったなあ(笑)。ってもリミックスやなんやかやと入ってるIRMAからのUS向けディストリビューションはまた別なシブいスリーヴになってます。(12/8/00, teddy)

■ ATMOSFEAR ■  
Altered Slates ■『ディスコ!』
ISSUEDisorient, 1999
ファンク度★★★★★
ハウス度★★★★★
スペイシィ度★★★★
評価★★★★☆
80年ごろに活躍したと推測されるAtmosfearへのtribute的なremix集。MAW、Dimitri、Francois K、Idjut Boysなどが参加してます。ファンキィな曲たちをダビィっていうかスペイシィにremixしててディスコのアフターアワーズって感じ。MAWのremixはおととし出たSpaced Outっていうコンピにも入ってましたが、MAWは昔からスキみたいですね、この中でDimitriがremixしてるmotivationって曲はThe Bucketheadsで使われてました。 (4/10/99, teddy)

■ AUDIOMONTAGE ■ also see: Jimpster
Snert■『メロウなフューチャーファンク』
LABELFreerange Records, 2000
ファンク度★★★★
ジャズ度★★★★☆
ソウル度★★☆
メロウ度★★★★★
評価★★★★★
JimpsterのJamie Odellの別プロジェクト、Audiomontageのフルアルバム。
全体的にメロウな雰囲気で、曲はジャズファンク〜ソウル的な感じになってます。Modajiをさらにコズミックにしたようなフューチャーファンクとでもいう感じでしょうか。割とクリシェが多いというかツボにハマるようなフレーズが多用されててちと甘ったるい感じが続くので、コアなオトを期待するとあれれれ?と思います。フュージョン、クロスオーヴァーが好きならば激ハマリ間違いナシ。(12/4/00, teddy)

■ AUSTIN, LOUIE ■  
Consequences■『音響型ジャズ親爺 From Vinna』
ISSUECheap Records, 1999
音響テクノ度★★★★
ジャズ度★★★
変態度★★☆
評価★★★
東欧はVienna、Patric Palsinger率いる名物変態テクノレーベル、cheapからのアーティスト。
ヤバい音。しかし、最後まで聴かせるクオリティを持っているのがcheap entertaimentだ。
ジャケ見るとちょいと驚かされるが、何とも渋いオッサン。 変態ビートにのっかるジャズ・ヴォーカルがいい感じ…なのだが、唐突に硬質なウワモノが配された音響テイストのテクノが現れたりと、さながら異種混交の様相。
独自の進化を遂げている東欧シーンならではの音といえる。(2/25/01, TOMOKI@chillout protocol)