■ weekly reviews #19 ■  
復帰第1弾■06/23/02〜06/29/02
約6週間ぶりの復帰です。お待たせしました。
とりあえず6週間のブランクに入る前に購入したものでレヴューしていないものをとりあげました。

(07/08/02, webmaster teddy)

今回取り上げたのは・・・
VA / Verve Remixed
Hefner / Reworks
VA / Kindai-Tek(i)
■ 復帰第1弾 ■  
VA / Verve Remixed■『料理の真髄』
ISSUEVerve, 2002
ジャズ度★★★★☆
テック度★★★☆
料理の鉄人度★★★★★
リミックスの醍醐味度★★★★★
評価★★★★☆
Verveレーベルのどジャズなウタモノをリミックスするという企画モノのコンピです。
この手のジャズのウタモノのリミックスはAlex GopherやJaffaなどで特に最近目立ってきてましたが、この1枚はオーセンティックなジャズをリミックスするという企画モノ全般を広く見渡しても間違いなく出色のデキでしょう。例えばMilesのPanthalessaもアブストラクトでヤバめでよかったワケですが、これもまた素晴らしい。
リミクサーは全12曲それこそすべてが主菜であろうかというゴーカケンランなメンツですが、また選び出す素材もど真ん中だったり意外だったり、いずれにしても腕を存分に振るった素材も調理法も唸るものばかりです。
なかでもひときわ耳を惹いたのが#1のDorfmeisterによるWillie Boboのリミックスで、後半のローズ?のソロの生きの良さであったり、Thievery CorpによるAstrud GilbertoのリミックスやJoe ClaussellによるNina Simoneのリミックスの十八番さ加減であったり、ですね。
(07/08/02, teddy)

Hefner / Reworks■『Hefner節』
ISSUEInertia, 2002
エレクトロニック度★★★★☆
ダウナー度★★★★
ヘンタイ度★★★★
評価★★★★☆
Hefnerの仕事集。ものの見事にHefner節をカマしてます。
リミックスされているのは4Hero、Cybophonia、Zero7、Cinematicといった「いかにも」なアーティストの曲で、相性のよさというか、サイケでありながらもどこかヘヴンリィな「生暖かい」とでもいうべき独特のHefnerらしさが如何なく発揮できる曲が多いように思います。特に4HeroとCinematicのは元曲のそれぞれのアーティストのアクの強さとHefnerのアクの強さが巧くまとまってますね。
でもHefnerのHefnerらしさがもっとも出てるのがセルフリミックスというのもなんともHefnerらしくて(笑
(07/08/02, teddy)

VA / Kindai-Tek(i)■『飛躍の第一歩』
ISSUEBambola Recordings, 2002
ジャズ度★★☆
テック度★★★★☆
エクスペリメンタル度★★★★
評価★★★★☆
ShibaサンのBambolaレーベルから初のコンピ。
今の日本のエレクトロニカ〜フューチャージャズ路線の音楽の最先端が1枚に詰まっているというか、この路線でこれほどの品質のコンピは海外からもなかなか出てこないことを考えると海外でも評判がいいのもナットクいきます。
#それにしても海外のレヴューみてると感動のあまり鳥肌が立ってしまいます(笑

でもよく聴いてるとStrideのコンピの時の延長線上にあるようにも聴けるというか、そういうイミではあのオトが3年経ってみるとこうなるのか的なところもありますか。テッキィでハードなものの中に、数曲ジャジィでスペイシィでオーガニックな味わいを加えたものを散りばめるといったスタイルが・・・って書くとAtjazzなんて名前がちらちらしてきますがまたそれとはかなり違ったアプローチであるのは間違いなく、これが海外の人たちにオリエンタルな感覚として認識されているのだとすれば大成功なのでしょう。

ShibaサンのEPにせよ、このコンピにせよ、流行りモノ系の雑誌に紹介されるようになってきているのもあり、今後が何とも楽しみです。
(07/08/02, teddy)