■ weekly reviews #03 ■  
ナマジャズからエレクトロニカまで■01/13/02〜01/19/02
正月に川崎大師に厄払いに行ったのですが、1週間そこそこで早くも効果テキメンです。超オススメ。同じ日に柴又帝釈天にもいったからどちらのご利益かわからんのですが(笑
・・・・・関係ないハナシでスミマセン。

Erik Truffaz聴いてたらMiles DavisのSketches Of Spain聴きたくなってきちゃいましたよ。Miles Davisイチから聴きなおしてみようかなあ。
(01/13/02, webmaster teddy)

今回取り上げたのは・・・
Erik Truffaz / Mantis
VA / The Allenko Brotherhood Ensemble
Locust / Wrong
VA / DIY Serve Chilled vol.3

■ ナマジャズからエレクトロニカまで ■  
Erik Truffaz / Mantis■『人力ドラムンから人力ブレイクビーツへ』
ISSUEBlue Note France, 2001
ジャズ度★★★★★
Milesの精神的後継者度★★★★★
アブストラクト度★★★
意欲満々度★★★★★
評価★★★★
Erik Truffaz、4枚目のアルバム。リミックスアルバムを入れると5枚目ですね。
で、ここまできてわかったこと。このひとはきっと電気マイルスの延長線上で、今のクラブ系のオトをナマオトに移しかえるところに意義を見出しているような気がする。Out Of A DreamとBending New Cornersでの4ビート〜ファンキィ路線はともかくとしても、特にThe Dawnでの人力ドラムン、そしてこのMantisの人力ブレイクビーツ?ってのを聴いていると。
とはいえ全部が全部そうではなくて、1/3くらいフツーのジャズやってるし、アブストラクトなエレクトロニカ風味なのもあるし、まあそんな単純なものじゃないだろうけどね。
というワケでSt. GermainともNils Petter MolavaerともBill Laswellとも違ったアプローチでのクラブのオトとジャズの融合を目指してるとワタクシメは聴きました。てことは次は何?とても楽しみかも。(01/13/02, teddy)
Erik Truffazのウェブサイト

VA / The Allenko Brotherhood Ensemble■『ロンドン+アフリカ、最先端のオト』
ISSUEPlanet Woo/Comet Records, 2001
アフロ度★★★★☆
ジャズ度★★★
アブストラクト度★★
スピリチュアル度★★★☆
評価★★★★☆
Tony AllenのフォロワーたちによるTony Allenとのコラボレイション〜リメイク集。
Tony Allenと一緒にTroublemakers、I.G. Culture、The Cinematic Orchestra、Joakim Lone、Boozoo Bajou、Biggabush、Kirk Degiorgio、etc.がやっていて、Boozoo Bajouの曲はアルバム(Satta)に収録されていたほかは新曲・新ミックスなので非常にオトクな感じがいたします。
Airto MoreiraやAzymuthなどのこの手の企画の例に漏れず、このコンピもリミキサーがそれぞれの持ち味を如何なく発揮しているワケで、いかにも西ロンなブロークンビーツだったり、ダウナーなアフロジャズエレクトロニカだったり、スピリチュアルだったりと多彩で、どれもこれも強く今現在のオトを感じさせます。中でもスバラシイのがCinematic OrchとKirk Degiorgioで、Cinematicは強烈なアフロリズムにモーダルなピアノ、Kirk Degiorgioは彼ならではのユニークなオトにマリンバを活かしたツクリになってます。
アフロでテックな雰囲気をこよなく愛する方、これは超オススメです。(01/13/02, teddy)

Locust / Wrong■『はよぅリミックスが聴きたい』
ISSUETouch Records, 2002
エレクトロニカ度★★★★☆
チルアウト度★★★☆
フォーキィ度★★★★
エクスペリメンタル度★☆
評価★★★★
一部で熱狂的な支持を受けているLocustの約4年ぶりのアルバム。間にMark Van Hoen名義でアルバムが出ているし、このアルバム自体も録音は98年となっているので、4年ぶりといってもインターバルは長いワケではないですね。
前回もダウンテンポ〜フォーキィなテクノの上にエンジェリックなヴォーカルが乗っかったポップという感じでしたが、今回はヴォーカルを主張させているといったところでしょうか。ヴォーカルを多重させてスペイシィにしたり、オトを少なくしてヴォーカルを際立たせたり、と、ヴォーカルの存在感を強固に押し出してます。前のアルバムを愛せた人はこのアルバムも愛聴盤になることでしょう。

2枚組みの2枚目はクレイジィなまでにプリミティヴなアンビエントというかエフェクト用のディスクになってます。ちゃんと読むと、2枚目はそれだけで聴くのではなく、PCか隣の部屋で1枚目と同時にかけろと書いてありますね。この人のオトのツクリからするとオーガニックに微妙なエフェクトがほしいということなのでしょうか。面白い試みではあります。(01/13/02, teddy)
Locustのウェブサイト

VA / DIY Serve Chilled vol.3■『だからチルアウト感はクセになる』
ISSUEDIY, 2001
エレクトロニカ度★★★
ジャズ度★★★★
ハウス度★★☆
チルアウト度★★★★☆
評価★★★★
DIYのダウナーでチルアウトなエレクトロニカ〜ジャズハウスのコンピの3巻目。
前回の2巻目(99年)はCalmのとんでもなく素晴らしいハウスが入ってた他はアブストラクトな色彩が強いエレクトロニカって感じでしたが、今回はジャズ色が極めて強くなってます。かなりジャズよりのエレクトロニカ〜ハウスでBPMは低めなので、ブルージィでスモーキィな雰囲気。キュートです。エレクトロニカ色が強い#2、#5、#6、#9もディープかつチルアウトで、現実感が麻痺し遊離していくほどよい感触に悶絶。
Modaji/Outboard Jeopardy、Atjazz/That Something、Calm/A Shadow Of The Earth、Aqua Bassino/Deeper、Good LookingのEarthシリーズあたりが好きな方には特にオススメします。(01/13/01, teddy)