■ weekly reviews #02 ■  
いつものようにジャズエレクトロニカ■01/06/02〜01/12/02
インターウーマンさんで1月号はジャズ特集をやるとのことで当サイトも紹介されました。先方のサイトはすんげえ情報量なのでウチのサイトは埋もれてんじゃないかと思いますが(笑
まあでも、もしインターウーマンさんからいらした方がいらっしゃいましたら、ようこそです。

さて、今回はほぼいつも通りのテイストのレヴューです。溜まってた分を少しずつね。
(01/05/02, webmaster teddy)

今回取り上げたのは・・・
Marc Moulin / Top Secret
VA / Afro Art Greatest Hits vol.1
Moss / Stone Soup
VA / Cafe Frangipani 01

■ いつものようにジャズエレクトロニカ ■  
Marc Moulin / Top Secret■『Blue Noteはさすが"ジャズをわかっている"のか"商売がウマイ"のか』
ISSUEBlue Note France, 2001
ハウス度★★☆
ジャズ度★★★★☆
ファンキィ度★★★
半年以内に来日度★★★★★
評価★★★★☆
え〜またまたSt.Germainと似たような『ジャズとして聴けるジャズハウス』がBlue Noteから出ました。Blue Noteは本格的にこの路線を攻めるんでしょうか。ジャズの変質をとらえてのことか商売に困ってのことか、どちらにせよこの変化はうれしいことです。つってもこの手のはBlue Note Franceからなんですないつも。
で、このMarc Moulinというひとは80年代に10年ほどTelexというシンセポップ(OMDとかYMOみたいな感じなのかな?)のバンドにいて、その後はずっとセッションミュージシャンやってたようですね。

オトの方は、他のフランスのジャズハウス(St. GermainやShazzやLlorcaあたり)と同じくマッスグなハウスの上でナマ楽器でちゃんとソロを聴かせるもので、ややアシッドジャズっぽいところもあるけども、ビートはゆったりめでハウス色はやや弱く、ソロを聴かせることに主眼を置いたツクリですね。
Marc Moulin自身はリズムセクション担当で、打ち込みとモーダルなピアノ〜エレピを演ってます。その上にペット(Miles〜Freddie Hubbardのフォロワーっぽい)とサックス(George Coleman系のブロウをする)とフルートとギターとヴァイブが乗るという感じで、曲によっては60年代前半の新主流派のオトをハウスにしたぞ、みたいな感じになってて面白いですな。

ジャズハウスはラテン〜ブラジリアン系もブロークンビーツ〜2ステップ系もちょい食傷気味、という方には超オススメ。オシャレなオトです。(01/05/02, teddy)

VA / Afro Art Greatest Hits vol.1■『ハズレナシ!』
ISSUEAfro Art Records, 2001
ジャズ度★★★☆
ハウス度★★★★☆
アフロ度★★★★★
コズミック度★★☆
評価★★★★☆
Afro Artのレーベルコンピ。カッコイイです。
このコンピはAfro Artのハウス系のリリースの集大成的なコンピで、レーベルがProgressive Black Musicというのを謳い文句にしているので、当然、アフロ、ソウル、ジャズのテイストを織り交ぜたハウスが収録されてます。どれもこれもフロアでがんがん使えそうなバリバリのハウスばかり収録されてますね。
Nuphonic、Disorient、Glasgow Undergroundあたりのレーベルが好きな人はコレを是非。ってもう持ってますか。そうですか。ははは。

いやしかしAshley Beedleはなんともカッコイイジャズハウス作りますね。再確認。(01/05/02, teddy)

Moss / Stone Soup■『だら〜りまた〜り』
ISSUEPork Recordings, 2001
エレクトロニカ度★★★☆
フュージョン度★★★★
ダウナー度★★★
マンネリの心地よさ度★★★★
評価★★★☆
Fila Brazilliaにも参加していた、Bernard Mossの2枚目。今回もPorkからのリリースです。
前作のレヴューでは『Filaから毒を抜いて聴きやすくした感じ・・・云々』と書いたような記憶がありますが、今回も同様、エレクトロニカ+フュージョンという味わいのアルバムに仕上がってます。冒険してなくて前作からの発展がなく、つまんないといえばつまんないんだけど、マンネリの心地よさというか、とにかく聴きやすいのがウリでしょう。
どんなに同じ味が続いても味噌汁は無条件に食べてしまう感じといったらいいか、いいイミでも悪いイミでも引っかかってこずに聞き流せるタイプですね。
なんか最近Pork元気ないな〜とか思っちゃいますが、個人的には#6と#9を聴いて満足。(01/05/02, teddy)

VA / Cafe Frangipani 01■『名シリーズになってほしいコンピ』
ISSUEChillscape, 2001
エレクトロニカ度★★★★★
ディープ度★★★★
ジャズ度★★☆
ダウナー度★★☆
評価★★★★☆
shibaサンとも交流のあるKay NakayamaさんのChillscapeからのコンピ。12月に麻布十番に同名のカフェがオープンしたようです。カフェの情報はこちら
フランジパーニっつーから(ジャケもフランジパーニの花で明るい感じだし)もうちょいIbiza系の南国のアンニュイな感じかな〜と思ったらけっこうダークでディープな味わいのダウナーなテックジャズが多いですね。!K7とかCrammedあたりのレーベルが好きそうなオト。
で、このコンピ、選曲のセンスがむちゃむちゃよいです。個人的には後半の#6〜#10がツボ。LypidのSpacetime Continuumリミックスは特にツボでありました。こういうコンピがシリーズ化してくれるとウレシイなあと思います。
FreeZoneシリーズ、Calmが好きな人はぜひ聴いてみてください。で、これ聴いて気に入った方はLacerbaの3am Eternalと4am Enternalも探してみて。気に入るハズです。(01/05/01, teddy)